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愛なき道

オリジナル小説「二人の戦女神」と「リリカルなのはシリーズ」の二次創作を中心に活動中

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チョット待ってよ  

約一カ月ぶりのKATSUです。
水樹奈々さんの新ALBUM買いましたか?
私はもちろん買いましたよ。初回限定のBlu-ray版を!
いやー、今回はかなり激しい曲ばかり!しかもギターが結構全面に出てきているので、私好みの曲調ばかりで嬉しいです。
特に好きなのは「Get my drift?」「Naked Soldier」「約束」ですかね
ただ言わせてくれ……「Synchrogazer -Aufwachen Form-」は、イントロはカッコいいからいい。でも、打ち込みを生演奏にするぐらいの根性をだな(ry
B'zのTAK MATSUMOTOとコラボする日を首を長くして待っております。マジで

今回は今年の総括でもしようかと思っていたのですが、総括するどころじゃないぞ、これ……
だって、今年全く小説更新できてないのですから!

言い訳はしません。本当にごめんなさい ○刀乙
ただ、さすがにこのままではまずいと考え、私の愛読している4コマ漫画の二次創作小説を書いてみました
4コマ漫画を小説化したらどうなるのかなと思って、かなり実験的な感じで書いてみました
内容は三巻出たばかりの瀬田ヒナコ先生作の「レーカン!」の一巻冒頭の冒頭
オリジナルキャラが一人出てきますが、試しに読んでいただけたら幸いです

今年の更新はもしかしてこれで終わりになるんじゃ……
そんな不安を覚えつつ、追記より小説どうぞ
入学式が終わって一月ほど経ったある日――
 俺、新垣颯太(あらがきそうた)は高校一年生だ。今、朝のホームルーム前の暇な時間。そんな中、俺は教室の窓際一番後ろの席に座って、左手に持っている昨日買ったばかりの小説を読んでいる。クラスの連中は昨日から噂になっている、今日転入してくる予定の生徒がどんな奴か話し合っていた。俺にゃあ関係の無い話しだと思っているので、積極的には入らないようにしている。そんな俺に話しかける人物が一人……いた。

「よお、颯太。お前、転校生にはキョーミないのか?」

「小説読んでる途中で話しかけてくるなよ、上原」

 前の席に座って話しかけてきた女子に対し、俺は読んでいた小説にしおりを挟んでから本を閉じて、深々と溜息を吐いた。話しかけてきたのは、髪の毛をサイドポニーに結った、中学時代からの学友である上原だ。同じ高校を受験したのはいいが、まさか同じクラスになるとは二人とも思っていなかった。だが、知っている人間が居るのと居ないとじゃ学校生活にも影響が出るというもの。ありがたいなあと入学当初は思った。今も思ってるけどな。

「いいじゃん。別に減るもんじゃないしさあ。で、どっちだと思う?」

 と、俺から小説を取り上げて主語抜きで聞いてくる上原。……何がどっちかなのか俺には理解できないんだよなあ。さてどうしよう……と考えていたら、ちょうどいい所にあいつが来たか。若干ウェーブのかかった背中まである茶色の長い髪が特徴的な女子に俺は声をかけた。

「おはようさん、江角。なあ、お前はどっちだと思う?」

「おはようさん。って、いきなり何の話しだ、お前は」

 俺が話しかけた女子、江角は挨拶した後に呆れた口調で会話に加わる。この江角も中学時代からの学友の一人だ。高校になってからは落ち着いたのだが、中学校時代はそりゃもう大変な暴れん坊だった。そんな江角が落ち着くだなんて、どうしてこうなった?

「んで、なんの話しだ、上原」

 そんな江角が俺の机に腰掛けて上原に何を話していたのかと聞く。俺もわかってないんだよね。主語ないからさ。その上原は今来た江角に

「ほら、今日の転入生の話しさ。男か女どっちだって」

「ああ、その話しか」

 と二人の会話を聞いて初めて何の事か理解した俺は知っていたかのように相槌を打つ。男か女のどっちか、か。五十パーセントの確立とはいえ、かなり難しい選択だなこれ。外す確率も五十パーセントあるわけだからな。さて、どう判断すべきか。

「上原、お前はどっちだと思うんだ?」

 と江角が言い出しっぺの上原に聞いてくれた。上原は顎に右腕を当てて考える素振りを見せた後に

「私は女かなぁ。そっちの方が話しかけやすいし」

「それお前の希望じゃんか。それに、あんまり話さない奴だったらどうするんだよ」

 上原の答えに対して江角のツッコミ。確かにそうだわな。あんまり話さない奴だったら、会話しててもつまらないだろうし。女子の会話って、男子には理解できない会話が多くて困る。

「そん時は江角に任せる」

「あー……いいんじゃない?」

「おい、待てそこ二人。どうして私なんだ!?」

「「なんとなく」」

 抗議の声を上げる江角に対し、俺と上原が声を揃えて答えると、江角はワナワナと体を震わしながら俺らに怒ろうとした所で、残念ながら時間切れ(タイムアップ)となってしまった。その理由は、ちょうど教室前方の扉が開いて、学級担任の先生が入ってきたからだ。上原に取り上げられてしまった小説を素早く回収し、二人に自分の席に戻れと伝えると

「へいへい。相変わらずそういう所は真面目だよな、颯太は」

「颯太らしいと言えば颯太らしいぜ?」

「いいから、廊下側の席に戻れ、この不良生徒共」

 言いたい放題の二人に辛うじての反撃をする俺。でもこの言葉って結構負け台詞じゃないかと思うんだ。あ、上原が「元だけどなあ~」とか右手をヒラヒラ振りながらほざいてやがる。畜生。完全に俺の負けじゃないか。後で某プロ野球元監督並みに説教してやる。
 と、そんな事を考えていたら担任先生た。今のところ欠席のないから、無駄な欠席扱いは非常に困る。

「全員席に座ったな。今日は重大な連絡があるからな」

「先生、噂の転入生はどこですかー!」

 と、先生の声を遮るかのように男子の中でもバカと言っても過言でもない、場を読めよと言いたい奴である山田が勢いよく立ちあがり右手を挙げて質問する。山田はいい意味で言えばムードメーカーなのだが、悪い意味で言えば空気の読めない奴というのが俺の評価だ。まあ、どこぞの山田みたいに仕事しないで誰かぶら下がっているよかはましか。

「山田くん、気持ちはわかるけど、先生に話しさせてくれな?」

「あ、すみません」

 と、苦笑いを浮かべながら先生が言うと、しょんぼり顔で着席する山田。まったく。朝から元気な奴だ。

「さてと、山田が気になる転入生に入ってきてもらおうか。天海くん、入ってきてくれ」

 先生が廊下にいるであろう転入生に声をかけると静かに扉が開き、一人の女子生徒が入ってきた。長い黒髪が印象的なちょっと大人しそうだけど、転入初日とあって表情が硬い女子――というのが俺の第一印象だった。

「転入生の天海響(あまみひびき)くんだ!」

「宜しくお願いします」

 ペコリと小さく頭を下げる転入生の天海さん。朝のホームルームという事もあり、転入生が入ったときの恒例行事である質問コーナーの時間は省かれ、あっさりと転入生の紹介は終わった。さてと、上原達はどんな反応するやら。

「宜しくお願いします」

 ん?あ、一人ひとりに挨拶してるのか。本当に真面目な女子が来たものだ。こりゃ、上原達とうまくいきゃいいけどな。……あいつらなら玩具にするかもしれないな。自分達の……。なんて思って見ていたら、天海さんがふと天井の方を見て

「宜しくお願いします」

 え……。クラス全員が固まる。天海さんが見た所は教室中央の窓際天井。そこに人がいるとは言えず、俺は右手で目を擦ってからジッとその空間を見る。……なにもいない事を確認してから額に右手人差し指を当てて考える。これはあれか?新種のボケなのか?そうなんだよな?そうだと言ってくれ誰か。頼むから。
 ちらりと上原の方を見る。上原も同じようにどう反応していいか分からず、天海さんが挨拶をした空間を見ていた。そうだよな。やっぱあそこに“何か”いるってことだよな。天海さん的に考えて。

「宜しくお願いします」

「え……」

 ふと、声をかけられたので視線を戻せば、そこにはクラス全員を混乱させた件の女子生徒、天海響さんが頭を下げて俺に挨拶をしていた。

「あ、ああ……こちらこそよろしく、天海さん」

 自分の番と気付かなかった事に、心の中で自分を罵りながら、何とか笑みを作るように心掛けて挨拶を返す。うまくいったか不安ではあるが、とりあえずなんとかやり過ごせた事に安堵しながら、今日の昼休みの話しのネタは天海さんの件になるだろうなと思う俺であった。


 その昼休み。購買でパンを買ってきた俺は、廊下を歩く転入生の天海さんを発見した。

(普通に歩いてるよなあ……)

 テクテクと廊下を歩く天海さん。他の連中も気にした様子を見せずに廊下で会話を楽しんでいた。上に向かってあいさつしたのはあれか、勘違いか空耳でも聞こえたって事な――

「んなっ!?」

 俺が無理やりそう考えようとした時だった。天海さんが何かを避けるように廊下を歩いた。そこに何かあるわけでもなく、人が立っているという事もなかった。な、何を避けたんだよ……。訳わからねえ。

(というか、何を避けた、何を――?)

 好奇心よりも、怖さの方が勝っているのは自分でも理解していた。他の連中も俺と同じだと思う。だって、顔を真っ青にして天海さんの後姿を見ているのだから。あ、また“何か”を避けていった。一体何なんだあいつは。


「ステルス障害を避けてた?」

「颯太……お前大丈夫か?」

 放課後。二人に昼休みに見た事を説明した結果、返ってきた言葉が今のセリフだ。ああ、分かっているさ。俺だってあの光景を見た瞬間、素っ頓狂な声を上げちまったんだぞ。その後、天海さんが通った後だけどさ、俺通って何もない事を確認したんだぞ?

「ゴミでも落ちてたんじゃねーの?」

「ゴミだったら俺でも気付くだろ……普通に考えたらさ」

 上原にそう答えると、江角が「確かに」と頷いた。いくらなんでもゴミが落ちているだけなら、あんなに大げさに回避する必要はないぞ?って、江角。おまっ「飲み物買い行ってくる」とか言って逃げ出すな。少しは考えてくれよ。

「後考えられるのは……気分とか?」

「気分で、あんな大げさに避けられたらこっちが迷惑だわな……」

 もうどうでもいいじゃんと言いたげな上原の発言。確かにどうでもいいことなのだが、さすがにこうも続くと“何か”見えているんじゃないかと疑いたくもなるんだよな。ん?上原どした?携帯なんか構って。

「いやさ、さっき携帯で写メ撮ったんだけどさ……これ見てよ」

「?」

 上原が突然携帯を見ろと言ってきたことに首を傾げながら携帯画面を見た。画面には教室の窓が写っていた。そう、普通に窓が写って――

「って、人――!?」

 ガバッっと立ち上がるような勢いで携帯を両手で持ち、画面を注視する俺。そこにはボンヤリとだけど、確かに白い服を着た長い髪の女性が写って――

「これって心霊写真?」

「そうとしか言わないだろうな」

 俺の質問に呆れ顔の上原。しかし、こんなものいつ撮った。これならブログに上げたら面白そうだぞ?

「やっぱそう思う?私もブログに上げると思っていたんだよ」

 とニンヤリと笑う上原。こいつは最近ブログ始めたんだが、あまりにも日常的な内容の為、HIT数(閲覧者数の事)が伸び悩んでいるそうだ。日常ブログなら仕方ないだろうな。どこぞの二次創作作家なんて、小説掲載しても全く閲覧者が来ないとか嘆いてるんだから。
 それはどうでもいいのだが、この写真よく見たら俺達の教室の窓じゃないか。しかも天海さんが挨拶した方向。

「おっ、よく気づいたな。さすがは颯太ってところか?」

「茶化すのは止めてくれ。で、これ(写真)は合成じゃないんだよな?」

「当たり前」

 と、俺の発言に気を悪くしたのか、頬を膨らませる上原。お前はどこのフグだ。相変わらずの上原とのやり取りに俺は安堵しつつも、これが意味する事を考える。ただ考えられるのは一つしか思い浮かばなかった。

「なあ上原、考えたんだが、天海さんってもしかして……」

「もしかして?」

 俺の言葉に反応し、首を傾げる上原。それに対し俺は、やや間を置いてから考えた事を口に出した。

「霊感が強いんじゃね?」

「……頭大丈夫か颯太?」

 と、俺の発言を聞いた上原が右手を俺の額に当てて、熱が無いかどうか確認する。ええ、やめんかい。俺は正常だ!でも、そうでも考えないと天海さんの行動が説明できないんだよ。ステルス回避といい、誰もいない場所への挨拶。そして、さっき見せた心霊写真だって、この間三人で撮った時は何も写ってなかっただろ?

「まあ、もしそうならそれで楽しくなりそうじゃないか?」

「楽しく……?まあ、被害が無きゃ俺はいいよ。被害がな……」

 と、そんな会話をしていた所で江角がやっと戻ってきた。やれやれ、そろそろ帰りますか。と!?おい、江角。いきなり缶コーヒー投げるな!全く。しかし、霊感少女、天海さんか。これからどうなるのやら、と思いつつ俺は江角から貰った缶コーヒーを開けて飲むのだった。

「あ、飲んだら、買ってきた私に120円な」

 そう言いながら江角が右手を差し出してきたので、額に右手を当てて俺は深々と溜息を吐いた。
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